スペイン・アンドラ周遊記(19年6月):The 旅行道:So-netブログ
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スペイン・アンドラ周遊記(19年6月) [海外旅行記]

バルセロナ、アンドラ、グラナダ、コルドバ、マドリードを周遊してきました。実はこれまで首絞め強盗が怖くてスペインに行きそびれていたので、今回の旅行でアンドラと合わせて私の渡航国が2国増えたことになります。
昨年末、Surpriceで下記航空券を購入しました。航空券代69500円+αで総額106150円です。
DAY1 CX539 NGO 1610 HKG 1920
DAY2 CX321 HKG 0020 BCN 0735
DAY8 CX320 MAD 1230 HKG 0705+1
DAY9 CX532 HKG 1615 NGO 2110(CX、NGO、HKG、BCN、MADはキャセイパシフィック航空、名古屋、香港、バルセロナ、マドリード)

Expedia で下記航空券を購入(航空券代17.99ユーロ(以下E)=2263円+手数料600円で総額2863円)。
DAY4 VY2014 BCN 1710 GRX 1840(VY、BCN、GRXはブエリング航空、バルセロナ、グラナダ)

ALSA(https://www.alsa.com/en/web/bus/home)で下記バス乗車券を購入。
DAY2 バルセロナ 1500 アンドラ1815(28.7E=3610円)
DAY3 アンドラ 1100 バルセロナ 1415(5.0E=629円、復路は安くなる料金設定)
DAY5 グラナダ1500 コルドバ1740(8.05E=1013円)

スペイン高速鉄道のサイト(https://train.trenes.com/)で下記乗車券を購入。購入開始は通常2か月前からですが、なぜか7週間前まで購入できなかったので少し焦りました。早く買うほど安くなる料金設定になっており、予約開始日に速攻で申し込んだので、一等車としては破格の値段で購入できました。細かいことですが、平日の昼食タイム(スペインでは14時ごろ)できちんと車内食がついている日時を選んでいます。
DAY6 コルドバ 1325 マドリード 1523(一等車、48.6E=6637円)

各観光地のサイトで下記チケットを購入。いずれも当日入場券を買おうとすると1~2時間待ちという人気観光地で、ナルス宮殿のデイタイムチケットは2か月半前の時点で残りわずかでした。
DAY3の1700からバルセロナのグエル邸(12E=1527円)
DAY4の0800からグエル公園(10E=1289円)
DAY4の1015からサグラダファミリア教会(1045生誕のファサード入場、32E=4247円)
DAY4の2200からアルハンブラのナルス宮殿ナイト入場(8.48E=1120円)
DAY5の1000からナスル宮殿デイタイム入場(14.85E=1961円)

booking.com で下記ホテルを予約。いずれもバス・トイレ付の個室で、無料Wifiが利用でき、交通の便が良くて安いという条件で選びました。この条件で絞り込むのに一番便利なサイトが booking.com です。
ホテル・ピレネー(アンドラ、3つ星、朝食付きで41E=4976円)
ペンション・ポルトガル(バルセロナ、1つ星、素泊まりで46ユーロ(以下E)=5583円)ホステル・アルヒベ・デ・サンタ・アナ(グラナダ、星なし、朝食付きで18E=2237円)
ロス・オメヤス(コルドバ、2つ星、朝食付きで34.5E=4228円)
オスタル・オリベール(マドリード、星なし、素泊まり2泊で58E=7208円)

以上、ホテルと主要都市間の移動、有名観光地の入場料で総額155278円です。今回の旅程を旅行会社風に書き出してみました。
1日目 午後セントレア出発。香港経由でバルセロナへ(機中泊)
2日目 朝、バルセロナ着。市内観光後、15時のバスで隣の小国アンドラへ(アンドラ泊)
3日目 11時のバスでバルセロナへ。着後、市内観光(バルセロナ泊)
4日目 バルセロナ市内観光。夕方、飛行機でグラナダへ(グラナダ泊)
5日目 グラナダ市内観光。午後、バスでコルドバへ(コルドバ泊)
6日目 コルドバ市内観光。午後、高速鉄道でマドリードへ(マドリード泊)
7日目 終日マドリード市内観光(マドリード泊)
8日目 昼の便でマドリード発。
9日目 朝、香港着。午後の便で香港を発ち、夜に名古屋着。お疲れさまでした。


旅行初日、午前中仕事をしてからセントレアへ。前もってWEBチェックインを済ませ、スマホにモバイル搭乗券をダウンロードしておいたので、保安検査と出国審査を済ませてからプライオリティパスでスターアライアンスラウンジに直行できました。
香港到着後、プラザプレミアムラウンジに入り、すぐにシャワーを予約。2時間半後とのことですが、想定の範囲内で、搭乗まで4時間以上あるので大丈夫です。その間に食事をしたり、ビールを飲んだり、ネット接続したりして時間をつぶしました。

2日目、日が変わったところで香港を出発。フライト時間は12時間ですが、時差の関係で前半が日本や香港での一般的な就寝時間、後半がスペインでの就寝時間になります。時差ボケを防ぐなら、後半をいかに寝るかが大事であり、私はルネスタとベルソムラという2種類の睡眠剤を使いました。この2剤は筋弛緩作用がほとんどないので、エコノミークラスでも寝相が崩れて寝苦しくなることはありません(個人の感想です)。また睡眠薬の一部は国によっては持ち込み禁止になっていますが、これらは機序的に考えてその可能性は低いと思います(保証はできません)。
バルセロナには定刻通り到着し、0800発の空港バス(往復10.2E)でカタルーニャ広場へ。日曜朝ですいていたこともあり、所要時間は20分強です。
そこから徒歩でカテドラル(入場無料)、王の広場(入場無料)を見て回り、ピカソ博物館(12E)へ。ここではピカソの絵画が年代ごとに展示されています。弱冠10代で写実画の教科書的な技法はマスターし、次第に抽象画へと移行していく過程を目で追うことができました。なお余談ですが、抽象画を書いていた人が認知症になり、写実画を描くようになったという症例を知っています。逆に言えば、写実画に飽き足らなくなったピカソの創造力が抽象画に向かったのは、必然だったのでしょう。ピカソの絵画は、超ひも理論で見られる多次元のカラビ・ヤウ多様体を二次元に落とし込んだイメージとどこか通じるものがあります。もしかしたらピカソは三次元の物体を四次元から俯瞰し、それを二次元に落とし込む感覚をもっていたのかもしれません。
ここから最寄りの地下鉄ジャウマ・プリメ駅で10回券(10.2E)を買い、地下鉄4号線、1号線、カタルーニャ鉄道を順に乗り継いでモリノウ駅へ。駅から徒歩20分くらいのところに、ガウディの作品で世界遺産のコロニア・グエル教会(オーディオガイドなしで8.5E)があります。この教会の最寄り駅はモリノウ駅の一つ先にあるコロニア・グエル駅ですが、ここまで行くと10回券を使えるゾーン1からはみ出してしまうので、カタルーニャ鉄道の切符を別に買う必要があります。逆にモリノウ駅までなら10回券の1回分で行けるのでお得です。片道あたり7~8分余分に歩くことになりますが、電車の本数はモリノウ駅のほうが多いので、利便性では大差ありません。
コロニア・グエル教会はガウディの最高傑作という人もいて、かなり独創的な造形ですが、なぜかほっこりできます。私がついた時にはちょうどミサをしていて、それが終わってしばらくするまで教会で滞在していました。
徒歩でモリノウ駅に戻り、今度はカタルーニャ鉄道と1号線を乗り継いでアルク・ダ・トリオンフ駅へ。すぐそばには北バスターミナルがあり、ここからアンドラ行きのバスが出発するのです。
近くのバルでハンバーグのワンプレートディッシュ(5.5E)を食べ、物足りなかったのでバスターミナル内の売店で2.4Eの総菜パンを買いました。
1500発のバスに乗り、定刻より早い1800前にアンドラ着。ここは山間の小国であり、バルセロナよりさっぱりして近代的な建物が目立ちます。避暑地というイメージだったのですが、夕方にもかかわらず気温は30℃もありました。
一度ホテルにチェックインをして、部屋に荷物を置いてから市内散策へ。メインストリートにはおしゃれなショップが立ち並び、レストランも数件見つけました。しかし、がっつり食べたい気分ではなく、かといってマクドナルドやバーガーキングでは面白くありません。結局ピレネーというデパート3階のスーパーマーケットでこの地方の伝統料理のお惣菜(ミネラルウォーター、ビールも買って合計6.09E)を見つけ、それを部屋で食べました。乾燥したそぼろのような料理で、かすかにガーリックが効いています。250グラムのパックが2パックセットで、賞味期限が長かったので、1パックだけ食べて、残りを後日に回すことにしました。
この日使ったのは上記54.89Eとミネラルウォーターであわせて56.54Eです。

3日目、0800からホテルで朝食をとり、部屋に荷物を置いたまま市内散策へ。すぐ近くまで迫ってくる山の岩肌と近代的なヨーロッパの街並みとのコントラストが楽しい場所です。ただし目ぼしい観光地があるわけではなく、ショッピングが目的でもないので、あくまで初めての国に来たという事実欲しさにやって来ました。
1010にホテルに戻り、荷物を引き払ってチェックアウト。1100発のバスに乗り、1405にバルセロナ着。
バスターミナル近くの店に入り、海鮮パエリア(9.95E)を食べました。バルセロナは今回の旅行先で一番海に近い街です。日本で食べるのとそれほど味が変わるわけではありませんが、バルセロナで海鮮パエリアを食べることに意義があるのです。
食後、地下鉄に乗って3号線のドラサナス駅へ。ここから徒歩数分の場所にあるホテルにチェックインしました。しかしバス・トイレ付きの部屋を予約していたのに、手違いでバス・トイレなしの部屋に通されました。他に空き部屋はないとのことで、差額の10Eを返金されて諦めることに。今さら他のホテルを探しまわる元気もないので、仕方ありません。
部屋に荷物を置き、気を取り直して市内観光に出発。すぐ近くにはコロンブスの塔があります。塔のてっぺんには海に向かって右手を上げるコロンブスの像があり、周りはロータリーになっていました。6E払えば塔の上まで上れるそうですが、高い場所からバルセロナの街並みを眺めるのは翌日のサグラダファミリア教会まで取っておくことにしました。また近くには海洋博物館(10E)もありますが、個人的に船にはあまり興味がないので見合わせました。それよりはランプラス通りを散策するほうが楽しめると思ったのです。
そのまま通りを北上して、ガウディ作の世界遺産グエル邸の近くに行くと、そこに行列はありません。私は混んでいるという経験談を見て前売り券を買ったのですが、これなら必要なかったようです。入場を予定より1時間早めてもらい、そのまま中に入りました。とても居心地の良さそうな邸宅で、造形のところどころにガウディらしさが感じられます。
その後レイアール広場を見て、ミネラルウォーター2本とビール(0.8×2+0.75=2.35E)を買ってからホテルに戻りました。夕食時まで少し時間をつぶして、1830に出発。ランプラス通り中央の遊歩道にあるオープンテラスのレストランで、タパス(スペイン風のおかず)3種と海鮮パエリアのセット(10.95E)を注文しました。地球の歩き方には、バルでは基本的にチップは不要で、レストランでは5~10%が目安と書かれています。15ユーロを払ってお釣りをもらったところ、2ユーロ+1ユーロ+50セント×2+5セントという形で帰ってきました。これは50セント~1.5Eの幅でチップを渡せるようにという店側の温かい心配りです。1ユーロをチップとして置いてきました。
この日使ったのは昼食、夕食、ミネラルウォーター2本とビールの代金で、そこからホテルの返金を引くと14.25Eです。アンドラのホテルでベッドにチップを置いてくるのを忘れました。テヘペロ。

4日目、この日はグエル公園に0800、サグラダファミリア教会に1015に入場するチケットを購入済です。アンドラで買った伝統料理の総菜とミネラルウォーターで朝食を済ませ、ホテルに荷物を預けて0650にチェックアウト。地下鉄でアルフォンス・デシモ駅に向かい、そこからシャトルバスでグエル公園に向かう予定でした。しかし0710と相当早く着いてしまったので、まだシャトルバスの姿は見えません。バスを待っても良かったのですが、そのまま歩いて0730に到着しました。実は0800前であれば、グエル公園には無料で入場できます。もともとはガウディがデザイン監修した高級住宅地になる予定でしたが、その計画が頓挫してしまい、今では世界遺産の公園になっています。カラフルなトカゲの像が入り口付近で出迎えてくれ、全体のテイストもガウディらしさ満点です。ここで1時間ほど滞在し、外に出て帰りのシャトルバスを探しましたが、見当たりません。帰りも最寄りのレセップス駅まで歩いてしまいました。往復のシャトルバスを利用せず、入場料不要の0800前に入場したので、結果的にここのチケットは買う必要がなかったのですが、入場したことは事実なので良しとします。
そこから地下鉄でサグラダファミリア駅に向かい、入場時間の1015まで周囲を散策したり、マックでコーヒー(1.1E)を飲んだりして時間をつぶしました。物々しい金属探知機を通って中に入ると、そこにはガウディ特有の柔らかいデザインで統一された空間が広がっていました。色とりどりのステンドグラスからはカラフルな光が降り注ぎ、私がこれまで見てきた中でもトップクラスの高い天井には昆虫の骨格を思わせる不思議な造形があります。1045から予約してあった生誕のファサード頂上へのエレベーターに乗り、上空からバルセロナの街並みを一望しました。しかし一度に10人前後しか滞在できない仕様であり、そこから長い階段を下りてくる必要があったので、もし次に来るならファサードへのエレベーターはなしでも良いと思いました。
結局サグラダファミリアには2時間ほど滞在し、正午過ぎに出てきました。近くのバルで6.5Eのワンプレートディッシュを食べ、地下鉄でディアゴナル駅へ。ここの駅そばにカサ・ミラというガウディが建築した世界遺産の建物があるので、外観だけ見て、再び地下鉄でカタルーニャ駅に向かいました。ここではカタルーニャ広場とその隣にあるデパートに立ち寄ってから、地下鉄でホテルまで往復し、荷物を引き払ってきました。10回券が1回分余ってしまいましたが、十分に元は取っています。
カタルーニャ広場横のエアポートバス乗り場からバスに乗って空港へ。あらかじめWEBチェックインを済ませてあったのでそのままプライオリティパスのラウンジに向かい、そこで軽く食事をしました。
グラナダ空港には定刻より10分遅れで到着し、そこからエアポートバス(3E)で市内中心部のカテドラルに着いたのは2010 でした。
すぐホテルにチェックインして部屋に荷物を置き、地球の歩き方に載っていたロス・ディアマンディスという近くのバルに向かいました。グラナダのバルではワンドリンクごとにタパス(小皿料理)を付けてくれ、しかも1杯目と2杯目では違うタパスを出してくれるとのこと。この店では一杯目のタパスが小魚のフライで、2杯目はアサリのオリーブオイル蒸しでした。ビール2杯とタパス2皿で4.4Eと格安ですが、どうもタパス乞食のようで肩身が狭く感じました。気分的にも胃袋的にも満たされなかったので、別の店でフライドポテトとフライドチキンのセット(3.5E)を頼みました。
そうこうしているうちに2200予約のアルハンブラ宮殿ナスル宮のナイトツアーの時間が迫ってきました。私が行くとすでに長蛇の列ができており、2200のオープンから15分経ってようやく入場することができました。ここは簡単に言えばイスラム教徒が建造し、のちにキリスト教徒が改修した場所です。しかし美しいイスラムの造形はほぼそのまま残されており、千夜一夜物語の気分を味わうことができました。昼とは趣が異なり、ロマンチックさとミステリアスさが当社比80%アップします。ここは夜にも来て正解でした。
この使ったのは上記18.5E とホテルへのチップ、ミネラルウォーターであわせて22.1Eです。

5日目、0800から隣のホテルで朝食をとりました。そちらの宿泊客はみなビュッフェ式の朝食ですが、私はトーストとコーヒーだけの簡素なセットです。私も差額を払ってビュッフェにしたかったのですが、先に注文を聞かれてオーダーしてしまったので仕方ありません。
部屋に荷物を置いて0830に出発。この日は1000にナスル宮に入場するチケットを持っており、1200のチェックアウト時間までに戻ってこないといけません。時間配分を考えて最初にヘラネリフェに入り、よく手入れされた美しい庭園を見てからナスル宮に入りました。ナスル宮は前夜にも来ていたのでこれで二度目です。やはり昼はどこか凡庸な雰囲気になり、夜ほどの感動はありません。ここを抜けるとパルタル庭園に出ます。その出口がヘラネリフェに近い場所にあるので、本来ならヘラネリフェは最後に見たほうが効率的です。私は順番が逆になり、最後にアルカサバに入りました。ここはイスラム時代に作られた軍事要塞です。難攻不落と言われたのが良く分かる堅牢な作りで、一番先端にある見張り台からはグラナダの街を一望できました。建物の壁と屋根の色が統一されているので、とても美しい街並みになっています。
ここを見終えてからホテルに戻り、チェックアウト。昼食はどうしようか迷ったのですが、たまたま見つけたイスラム料理のレストランで9.5Eのセットメニューを見つけ、そちらを注文しました。チップ込みで10E渡したのですが、店の人の反応を見るとチップはなくても良かったかもしれません。
食後、王立礼拝堂(5E)とカテドラル(5E)へ。王立礼拝堂は非常に豪奢ですが、写真撮影禁止なのが残念でした。カテドラルは大きな教会ですが、前日にサグラダファミリアを堪能した身にはどこか物足りなく思えました。
カテドラルからグラナダのバスターミナル(Estacion Autobuses)へは21番と33番のバスが走っています。私は券売機で1.4Eのチケットを買い、先に来た21番バスに乗りました。
グラナダからコルドバへはバスで2時間40分の旅です。指定席ですが、空いていたので自由に席を移動できました。車窓からはひまわり畑を眺めることができました。
コルドバでは3番バス(1.3E)に乗り、ポトロ広場へ。ここにある旅籠屋ポトロはドン・キホーテにも登場したそうです。私にはどの建物か分からなかったのですが、適当に写真を撮りました。
ホテルはメスキータの裏手、ポトロ広場からは徒歩圏内にあります。チェックインして部屋に荷物を置いてから夕食に出かけ、たまたま目に止まった店でポークステーキのワンプレートディッシュ(パンとセットで8.4E)を食べました。食後、アルカサルという王城に行くつもりでしたが、営業終了時間が2000で地球の歩き方に書いてある2045よりだいぶ早かったので、すでに閉まっていました。諦めて周囲を散策してからホテルに戻ってきました。
この日使ったのは上記31.1Eとホテルへのチップ、ミネラルウォーターであわせて34.3Eです。

6日目、0800からホテルで朝食をとり、0820に出発。チェックアウト時間の1200までには戻ってくる予定なので、大きな荷物は部屋に置きっぱなしです。この日はメスキータと前日行きそびれたアルカサルに行く予定です。
メスキータは0830~0930に無料開放されているので、まずはそちらへ。ここはイスラム教徒が建造し、その後キリスト教徒が改修した場所です。白と黄色の縞々模様のアーチが延々と連なっていて、やや薄暗い屋内と相まって雰囲気満点です。ステンドグラスとイスラムの飾り窓、イスラム建築と大聖堂という通常ではありえないコントラストが楽しめました。
0920になるとスタッフが観光客を追い出しにかかったので、メスキータを出てアルカサル(5E)へ。ここは一応王城ということになっていますが、王城要素が3割、植物園要素が7割といった場所です。マイペースでまわって所要40分でした。
1015から再びメスキータに入りました。1000以降は入場料10Eが必要ですが、朝は一般解放されていなかった大聖堂部分にも立ち入ることができます。その時と合わせて延べ100分、たっぷりとメスキータを見学できました。
近くのカフェで生ハムとトマトのフランスパンサンド(4E)を買い、ホテルに戻って食べてからチェックアウト。土産物屋を散策し、1200にメスキータ南のバス乗り場から3番バス(1.3E)に乗ってコルドバ駅へ。一等車の切符を正規運賃で買うとラウンジを利用できるのですが、私は早割なのでその権利はありません。待合室のベンチで時間をつぶしました。
列車は定刻通り出発し、1340から車内食のサービスが始まりました。昨年乗車したポーランドの高速鉄道では「前菜+ワンドリンク」といった感じだったので、今回も量的にはあまり期待していなかったのですが、飛行機のエコノミークラスの機内食と同等のボリュームがありました。肉団子とライスのメインディッシュ、サラダ、チョコレートムース、ジュース、ワンドリンク(ワインやブランディ―も選べます)、そして食後のコーヒーといった内容です。正確な列車の走行速度は分かりませんが、車内の揺れは東海道新幹線のN700系の数割増しといったところです。正直なところ、揺れの少なさで言えば中国の高速鉄道のほうが上でしょう。
意外なことに定刻より3分早くマドリードに到着し、地下鉄の駅で10回券を購入しました。マドリードの地下鉄では、1回券(1.5E)にしろ10回券(12.2E)にしろ、最初に 2.5Eの専用カードを買わないとチャージできない仕組みです。つまり合計で14.7Eでした。
地下鉄でソル駅に移動し、そこから徒歩2~3分の場所にあるホテルにチェックイン。部屋に荷物を置いて、すぐに出発しました。
まずは徒歩で王宮南にあるアルムデナ大聖堂(入場無料)へ。大きいだけでそれほど印象に残らない場所でした。
次に王宮(13E)に入場。こちらも大変豪奢なのですが、ヨーロッパの主要な宮殿に行きつくした者にとっては「いつかどこかで見た風景」でした。マイペースで回って所要1時間です。
その後、ミゲル市場やマヨール広場に立ち寄りながらソル駅に戻り、途中の店でワンプレートディッシュ(7.8E)を食べました。ソル駅から地下鉄に乗り、ソフィア王妃芸術センターへ。ここは近代絵画を多く集めた場所で、通常の入場料は10Eですが、1900以降は入場無料になります(2100終了)。ここの目玉はピカソのゲルニカですが、それさえ見られたら良かったので、この時間を狙っていくことにしたのです。1905に到着して行列に並び、1925に入場してロッカーに荷物を預け終わりました。ゲルニカは2階にあります。この一画だけは撮影禁止で、多くの人が見入っていました。私もゲルニカだけゆっくりと鑑賞し、あとは足早に歩いて所要1時間でした。ゆっくり見るなら3~4時間はかかりそうです。
その後、地下鉄でソル駅に戻り、ホテル近くのスーパーで翌朝の朝食にする予定のパン、ビール、ミネラルウォーター(合計4.55E)を買ってから、ホテルに帰ってきました。
この日使ったのは上記60.35Eとホテルへのチップ、他のミネラルウォーターであわせて63.55Eです。

7日目、前日買っておいたパンで軽く朝食を済ませ、0800に出発。この日は国立考古学博物館とプラド美術館に行く予定です。
まずは前日にも訪れたマイヨール広場に立ち寄り、ソル駅から地下鉄でスペイン広場駅へ。しかし生憎スペイン広場全体が工事中で入ることができません。仕方がないので隣のプリンシペ・ピオ駅まで歩き、かつての駅舎を改築して作られたショッピングセンターを散策してから、地下鉄でセラーノ駅に向かいました。
国立考古学博物館(3E)はここから歩いてすぐの場所にあります。アウストラロピテクスのルーシーの骨格模型に始まり、幅広い人文学的、文化的な展示があり、スペインは古くからギリシア、キプロス、ペルシア、エジプトとの文化的交流があったことがうかがわれます。正直、ここの規模を過小評価していたので少し計算が狂ったのですが、後半少し急いで所要120分でした。
ここを見終えてから地下鉄2号線のレティ―ロ駅まで歩き、同じ2号線のオペラ駅へ。地球の歩き方2018には、ここから南東に少し歩いた場所にあるフレスコという店が紹介されており、そこに入りました。サラダ、パスタ、ピザ、パエリア、肉料理、スープ、デザートなどが食べ放題で、ワンドリンク(ビール可)もついて平日昼間は10.5E(夜や土日は12.5E)です。一人旅だとどうしてもたくさんの種類の料理を注文できませんが、ここならさまざまなスペイン料理を一度に楽しめます。
舌も胃袋も満足したところでソル駅に向かって歩き、その北西にあるエル・コルテ・イングレスというデパートに入り、地下のスーパーでミネラルウォーター(1.5Lで0.21E)を調達しました。
そして地下鉄に乗ってプラド美術館(15E)へ。入場して荷物を預けた時点で時刻は1330です。お腹いっぱいで水も調達し、時間もたっぷり。これで心置きなくプラド美術館を堪能できます。正直なところ作品が多すぎて、印象に残った作品しか覚えていないのですが、マイペースでまわって所要3時間半でした。
その後、地下鉄でソル駅に戻り、地球の歩き方2018に載っていたチョコラテリア・サン・ヒネスへ。ここはホットチョコレートとチュロス(セットで4.2E)の有名店だそうで、私もチュロスをホットチョコレートに浸して食べました。昼にたくさん食べたので、夜は軽めです。
しかしどうしても塩気のものが欲しくなり、昼にも立ち寄ったエル・コルテ・イングレスでムール貝の缶詰(1.15E)とミネラルウォーター(0.21E)を買ってからホテルに戻ってきました。こういう時のために機内食でプラスチックのナイフ、フォーク、スプーンが出てきた時はもらってきて、いつもカバンに入れています。
翌日には帰国の途に就くので、この日は日本時間を意識して早めに就寝しました。
この日使ったのは上記34.27Eとホテルへのチップであわせて35.27Eです。

8日目、2日前に買っておいたパンで軽く朝食を済ませ、0800にチェックアウト。空港には地下鉄で向かいました。地球の歩き方2018には地下鉄料金2E+空港料金3Eで合計5Eと書かれていましたが、残り回数のある10回券カードに空港料金を追加したら3Eの支払いで済みました。
0840に空港に到着し、あらかじめウェブチェックインをしてあったのでそのまま出国審査を済ませ、プライオリティパスでラウンジへ。機内では日本時間を意識してルネスタとベルソムラで就寝しました。
この日使ったのは上記3Eとホテルへのチップで4Eです。

9日目、朝に香港着。ラウンジをハシゴして名古屋行きのフライトに乗り、定刻通り帰ってきました。

最後に今回の旅費を算出してみました。
あらかじめ日本で支払った金額が155278円、現地で使ったのが230.01Eです。これを出発時の空港での両替レート(128.22円→1E)で計算すると、155278+29492=184770円になりました。実際には現地でもクレジットカードを多用したのでもう少し安いはずですが、これがお土産を除く今回の旅費の総額です。
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